3月24日
台北でのもうひとつのビッグイベントは、とある駅でのこと。「さあ、これから海ぞいを歩くから」とみんなでトイレに行く。観光地の駅は広くて、そう2列それぞれ5部屋ほどあった。
用を済ませて手を洗っていると、警報音が鳴り響く。誰かどうかしたのか?と思っていると、女性警備員が走ってきた。ドアをひとつずつたたいて開けて行く。
すると例の従姉妹がひと言。「わたしや」えーっ、またあんたかいな。「いや、水流そうと思ってな。どれ押したらええかわからへんかったし」
全員、知らぬ顔の半兵衛を決め込んでやり過ごした。警備員さんごめんなさい。
3月16日
旅の醍醐味はなんといっても”失敗”である。あとで思い出してはみんなで笑い転げる。
母と従姉妹の3人連れで台北に行った時のこと。陽気な従姉妹がいっっぱいやらかしてくれた。
まずはホテルで。なぜか結構いいホテルで、我がマンション全室ほどもある広いお部屋。広いベランダからはすばらしい景色が見える。当然ながら広いバス。
ふたりが入ったあと、バスの扉をあけて絶句。水浸しになっている。大慌てであるだけのタオルを投げ込んで水を吸わせ、湯船で絞ってはまた吸わせる。もう!だから「ホテルのお風呂は日本のお風呂と違って、外には水が流れるところがないしね。」言うといたやん。
「あっ、わたしや。ハハハ」ハハハじゃないよ。下の階に水漏れはしてなかった、と思う。
3月8日
guesthouseを作りたいと思ったのは、私自身がその地の普段の暮らしの中に身を置くのが好きだから。2010年の欧州3か月の旅は、ほとんどb&bやユースホステル、そして友人の家。ホテルとはひと味違う小さな体験がとても楽しかった。
ぽつりぽつりと、これまでの旅を書いていきまあす!