21日 8月 2017 本と楽しむ京都 6 『京のほたる火』は、児童文学。吉橋通夫/作、講談社。サブタイトルが「京都犯科帳」。江戸時代の京都を舞台に、若者の眼を通して綴られる短編集です。犯罪を犯してしまう人たちの側から描かれるのが特徴だ。京都に独特の仕事と職人の話なので、京都の昔の暮らしを知ることにもなります。 もちろん今の京都とは大きく違っているけれど、そういった小さな営みが積み重なっての現在と考えると、ひとつの路地が感慨深く見えてくる。 作者とは友人で、一緒に人形劇をやったりしました。懐かしい。 tagPlaceholderカテゴリ: