09日 11月 2017 本と楽しむ京都 13 『手のひらの京(みやこ)』(綿矢りさ/著、新潮社)をいただいた。お年頃の三姉妹を主人公にしたこの物語は、鴨川から始まって東京で終わる。綿矢りさは京都の出身だから、京都の風景や風俗を織り込むのはお手の物。さりげなく有名処は散りばめられている。 2004年、金原ひとみと同時に芥川賞を受賞した。あれから13年。変わらないなぁというのは褒め言葉になるかしら? tagPlaceholderカテゴリ: