数多い京都本の中から、フィクションとしての祇園祭本をご紹介。
どれも祇園祭の壮麗で美しい世界を、祭りを支える京都の町衆の視点から描いている。
西口克己の「祇園祭」(中央公論社)は1961年の上梓。
これは映画かもされていて、1968年の公開。主演は中村錦之助。三船敏郎、高倉健、渥美清、美空ひばりなど映画会社の枠を超えて、当時の映画スターが脇役で出演しているらしい。(実は私は見ていない)
西口 克己と田島 征彦の共作絵本。「火の笛」(童心社)1980年初版。小学館絵画賞受賞。
田島 征彦の絵本「祇園祭」(童心社)1981年は、世界絵本原画展金牌受賞。